社内マニュアルは電子と紙のどっちがいい?違いを比較


 

社内マニュアルを作成しようとしているが、電子媒体と紙媒体のどちらにするかでお悩みの方はいらっしゃいませんか?
どちらも一長一短のような気がして、迷ってしまいますよね。
そこで今回は、それぞれの良さを明確にして比較してみようと思います。

●電子媒体のメリット

・加筆修正がしやすい

間違いが見つかったり、マニュアル作成後に変更が出てきたりしても、元データに変更を加えて再送するのが非常に簡単です。

・低コストで大人数が見れる

リンクやファイルさえ送ってしまえば、何百人でも見ることができます。
複製にお金がかからないのは電子媒体の大きな特徴でしょう。
一方で紙媒体の場合、どうしても紙やインクなどの印刷費用が掛かってしまいます。

●紙媒体のメリット:

・全体を見渡しやすい

全体の構成の分かりやすさや、離れたページを行ったり来たりすることの容易さは、紙媒体の方が電子媒体よりも上だと言えます。

・書き込みがしやすい

特に注意したいところにマーカーを引いたり、また見たいところに付箋を貼ったり、自分で追加のメモをとったりと、アナログで思い通りに扱えるのは紙媒体の大きな特徴です。

●有名な実験

ノルウェーとフランスの大学で行われた、媒体の違いによる読書の効果の差についての研究があります。

50名の大学院生を半分ずつのグループに分けて、一方のグループには紙の書籍を、他方のグループには電子書籍を読ませた上でさまざまな設問に答えてもらい、比較検証をおこなうというものです。

結果、「物語中の出来事が起きたタイミング」を尋ねた項目の正答率は、大きな差をつけて書籍チームが電子書籍チームを上回ったことが明らかになりました。

さらに、分けられた物語を時系列順に並べ替えるという問題では、書籍チームが電子書籍チームのおよそ倍の正答率を誇っています。
このことから、紙ベースの方が圧倒的に時系列、すなわち「どこに何が書かれてあったか」をよく覚えていることが分かりました。

「どこに何があったか」を理解しているということは、書かれていたことが整理されて頭に残っているということであり、この効果の差はかなり大きいと言えます。

●まとめ

以上、紙媒体と電子媒体での違いを比較してきました。
手間や費用を抑えることを追求するならば電子媒体が向いていますが、「わかりやすい、効果的な社内マニュアル」を目指すのであれば、紙媒体が圧倒的におすすめです。

加筆修正も、データさえ残しておけば難しいことではないので、「改訂したときは電子配布にして、印刷配布は1年毎」などとルール決めしても良いかもしれません。
上記のメリット・デメリットを参考にして、分かりやすいマニュアルを作成してみてください。

 

 

 


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